CrunchBang!とPiBang!

CrunchBang!はモノクロのスパルタンなデザインが人気のLinuxディストリビューションで、これにインスパイアされてRaspberryPi向けにPiBang!というディストリビューションが公開されていました。
CPUパワーが向上したRaspberryPi2ではPiBang!がより快適に動作すると期待されますが、PiBang!のRaspberryPi2版はいまのところアナウンスが無いようです。

ということで、自分で作ってみることにしました。
リソースはCrunchBang!のリポジトリから拝借します。
 

壁紙とテーマを追加

ubuntuリポジトリからgtk2-engines-murrine、CrunchBang!リポジトリからcrunchbang-wallpapersとwaldorf-ui-themeをダウンロードしてインストールします。

テーマが使用するliberationフォントをインストールします。

  • テーマ設定
    ObConf(右クリック→ObConf)でWaldorfテーマを選択
  • 壁紙設定
    Nitrogen(右クリック→Wallpaper)でPreferencesを開いてAdd(参照先ディレクトリ追加)。
    /usr/share/backgroundsを追加。
    default-tile.pngを選択。

 

dmenuインストール

dmenuはsuckless-toolsパッケージに入っています。

起動スクリプトを~/config/dmenu/dmenu-bind.shに新規作成します。

 

CrunchBang!の設定ファイルを取得

CrunchBang!リポジトリからcb-configsのtarボールをダウンロードして展開します。

 

OpenBoxの設定

~/.config/openbox/rc.xmlを~/.config/openbox/~rc.xmlにリネーム。
CrunchBang!のcb-configs-20130504/skel/.config/openbox/rc.xmlを~/.config/openboxにコピー。

~/.config/openbox/rc.xmlの下のブロックを、~/.config/openbox/~rc.xmlの内容で置き換える。

 

tint2設定

CrunchBang!のcb-configs-20130504/skel/.config/tint2/tint2rcを~/.config/tint2にコピー。

 

conky設定

CrunchBang!のcb-configs-20130504/skel/.conkyrcを~にコピー。

SYSTEM INFOからスワップ表示を削除してCPU周波数を追加、SHORTCUT KEYSからアサインされていない表示を削除します。

 

アイコンテーマ

ubuntuリポジトリからdmz-cursor-themeを、CrunchBang!からgnome-icon-theme、crunchbang-icon-themeをインストールします。

cb-configs-20130504/skel/.gtk2rc-2.0を~にコピー。
cb-configs-20130504/skel/.config/gtk-3.0/settings.iniを~/.config/gtk-3.0にコピー。