前の記事まででサーバ側の準備ができました。
あとはサーバにXdebugで接続すればリモートデバッグできるのですが、サーバとローカルのコードを同期させなくてはならなかったりして微妙に面倒です。「ここまで出来るんなら、もう少し何とかしてくれていいのではないか?」という不満が残りますね。

そこで、EclipseとRSE(Remote System Explorer)プラグインを使って、サーバ上のPHPコードにローカルのEclipseからアクセスできるようにしましょう。
ここでは、Eclipse4.4(Lunar)PDTにRSE3.5プラグインを追加する例を示します。

Eclipseはとにかくインストール済みとします。
あらかじめサーバのドキュメントルートのパーミッションを適宜設定しておいてください(chown -Rでwww-data:www-dataにして、ユーザの初期グループをwww-dataにしておくとか)。

RSEはEclipseのTarget Managementリポジトリにあります。
「Help→Install New Software」を開き、「Add」で「Add Repository」ダイアログを開きます。
Locationに「http://download.eclipse.org/tm/updates/3.5」と入力します。Nameは適当で構いません。

ubuntu-php-nginx-xdebug-03

OKしてしばらく待つと、パッケージのリストが表示されます。
「Remote SystemExplorer End-User Runtime」を選択してインストールを実行します。

ubuntu-php-nginx-xdebug-04

インストール完了後、Eclipseを再起動すると、パースペクティブに「Remote System Explorer」が追加されています。
ubuntu-php-nginx-xdebug-06

パースペクティブを開き、左側の「Remote Systems」ビューで右クリック。「New→Connection」で新しい接続を追加します。
ここではSSHで接続することにします。
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続くダイアログでホスト名を入力してFinishすると、Remote Systemsビューにホスト名が追加されます。
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これでローカルのEclipseからサーバ上のファイルを編集したり、SSHログインできるようになりました。