ubuntuならaptでインストールできますが、ここではソースコードからビルドしてみます。

ソースのtarボールをダウンロードしたら、適当なディレクトリに展開して一気にビルド&インストールしちゃいましょう。
まずはTokyoCabinetから。

configureで「bzlib.hが無い」と言われた場合は、libbz2-devをインストールします。
libbz-devで検索しても見つからないので注意してください。

続いてTokyoTyrant。

インストールができたら、サーバを起動して、データを格納してみましょう。

上記の例では、memcachedプロトコルを使って、キー’foo’の値として4文字のデータ’hoge’を格納しています。
‘^]’はCtrl+]です。

このままではその都度サーバを起動しなくてはならないので、起動スクリプトを作りましょう。

ttservctlの実体はttserverの起動スクリプトです。この例ではttservdという名前でリンクを張っています。
このスクリプトはなぜかttserverが配置されている/usr/local/binにパスが通っていなくて、OS起動時の自動起動に失敗するので、パスの記述を追加しておきます。
28行あたり。PATHの設定に/usr/local/binを追加します。

OSを再起動して動作確認してみましょう。

TokyoCabinetのデータはファイルに永続化されているので、再起動のあともさきほど格納したキーfooの値hogeが保持されています。